ハンガリーで8日、総選挙が行われ、オルバン首相(54)が率いる与党「フィデス・ハンガリー市民連盟」が勝利する見込みとなった。首相は連続3期目の任期に入る。

オルバン首相は欧州への移民流入に対する反対姿勢を取っている。特に地方で高い支持を得たとみられる。

首相は首都ブダペストで集まった群衆に対し、勝利を宣言した。

選挙管理当局のデータによると、開票率93%の段階で、フィデスは定数199議席中133議席と、憲法改正に必要な3分の2以上の議席を得る見込み。極右政党「ヨッビク」は26議席を、社会党は20議席を確保するとみられる。ヨッビクの党首は選挙での敗北を認め、辞任すると表明した。

今回の投票率は約70%だった。

出所: https://jp.reuters.com; http://alfoldiregiomagazin.hu