ルーマニア外務省(MAE)は10月14日、2025年大阪・関西万博のルーマニア館が会期184日間で約98万1,500人を迎えたと発表した。「ルーマニア ― 未来の国(Romania – Land of Tomorrow)」をテーマに、文化と革新を融合した展示や公演、体験型プログラムが展開された。
約760人のルーマニア人アーティストや研究者が参加し、伝統と現代をつなぐ場となった。6月26日のナショナルデーには公式式典やジョルジェ・エネスク・フィルの公演、経済フォーラムが開かれ、ITやグリーンエネルギーなどでの協力が議論された。人工心臓「MAVIS」や世界最強レーザー施設ELI-NPなどの科学技術展示も注目を集めた。文化体験や料理を提供するレストラン(来客6万人超)も人気で、全体の運営は総代表フェルディナンド・ナジ氏が統括した。