ハンガリーにおける新型コロナウイルスの流行に関して最新情報をお届けいたします。

  • ハンガリーの政府が提案した法案により「特別経済区域」に指定された区域に関して投資総額1400万ユーロ以上の投資を含む区域は、行政管轄は地元自治体よりハンガリー政府に移る。この法案に対して野党側の自治体は抗議している。(特別経済区域にある多国籍企業は政府に直接税を納める体制に変更することは以前決定した)
  • ハンガリー政府は緊急事態宣言の期間、EU一般データ保護規則(GDPR)の一部の規則を無効にすると決定した。対象の第15条から第22条には公的機関および民間機関によるデータ処理の制限が設けられている。
  • 5月13日にオペル自動車はセントゴットハールド工場で生産活動を再開させた。オペル自動車はアウディやメルセデスベンツがハンガリーで生産を再開したことを受け、決定に至ったという。工場では従業員は厳重な衛生管理の元で働き、マスクの着用や体温測定が義務付けられている。
  • ハンガリーのセメルウェイス大学は大規模なコロナウイルス検査を行い、8000の検査結果のうち陽性反応を示したのは2件のみ。これは大学の予想を遥かに下回る数字であり、これを受けセメルウェイス大学の学長は「パンデミックは(ハンガリーでは)終息した」と述べた。

累計感染者数:3,341

回復者数: 1,102

死者数:430