ブルガリア、ルーマニア、ギリシャは、西欧市場に比べて東欧のエネルギーの高価格への対策を欧州委員会に要請した。ルーマニアのエネルギー大臣セバスチャン・ブルドゥジャ氏は、これらの提案を10月15日の閣僚理事会で討議すると発表した。同氏は、3か国がEUに定められた規定、特にグリーン化およびカーボンニュートラルに関する規定に従い、競争力のあるエネルギー価格への平等を求めているという。
ブルドゥジャ氏は上記の問題に貢献する2つの主要な問題も強調した。
- 東欧への低価格エネルギーのフローを阻害しているオーストリアとスロバキアにおけるエネルギー相互接続の不十分さ。
- 現地のエネルギー価格を上昇させるモルドバとウクライナからの需要の増加。
また、利益の再分配と消費者負担の軽減を図るため、低コストの電力生産者への課税強化も提案した。
ルーマニアは、2025年4月1日に現行の補償と価格上限制度が終了した後も、継続的な支援を要請する予定である。
出典:Euractiv