チェコのヨゼフ・シケラ産業貿易相は、ロシアとウクライナのガス輸送協定が2024年末に期限切れとなり、ガス供給が途絶えた場合、チェコは他国を支援する準備ができていると発言。
シケラ氏は、ECのカドリ・シムソン・エネルギー担当委員に宛てた書簡の中で、欧州のロシアのエネルギーへの依存を減らし、代替供給業者、特に西ヨーロッパからの液化天然ガス(LNG)を調達することに注力するよう求めた。この移行は、チェコのガスパイプラインが支援できるというのも提案した。
また、ドイツがガス貯蔵料を撤廃したことで、中東欧全域のガス輸送とエネルギー安全保障が強化されることを好意的に受け止めた。ロシアとウクライナが通過協定を更新する可能性が低い中、シケラ氏は、特に東欧に影響を与える潜在的な混乱に備える必要性を述べた。
出典:Euractiv