欧州復興開発銀行(EBRD)は、ベルギー発の物流・産業用不動産開発企業VGPによる中東欧での拡大を支援するため、同社のグリーンボンド発行枠に7600万ユーロを追加出資したと発表した。これにより、2025年3月に発行された5年満期・無担保シニア債の総額は5億7600万ユーロとなる。 

EBRDの出資は、クロアチア、チェコ、ハンガリー、ルーマニア、セルビア、スロバキアでの持続可能な物流・産業施設の開発・取得に充てられ、EUタクソノミー(EUが定めた環境的に持続可能な経済活動を分類する基準)に適合する不動産の供給を促進する。対象地域では環境性能の高い物流施設が不足しており、VGPは高基準の建築物を通じて脱炭素化と地域ニーズへの対応を目指す。 

出典:  https://seenews.com/news/ebrd-backing-vgps-investments-in-croatia-romania-serbia-1275546