ハンガリー航空は2025年に長期にわたる安定経営と大規模拡張を目指しており、第3四半期には自社デザインを施した初のボーイング777-300 ERSF貨物機がマルタ籍でブダペストに到着する予定。香港〜ハンガリー間の週4便の貨物便は高い搭載率と100%の定時運航率を記録している。5便目の就航も検討中で、今後は中国本土の鄭州や杭州のほか、インドやアフリカへの就航も視野に入れている。  

同社は総合貨物航空会社を目指し、生体動物輸送やリチウム電池輸送の認証取得を進める。2025年の貨物輸送量は10万トン超を目標とする。但し、貨物機の入手が困難で、新型機の納入遅れや中古機の安全性基準の適合性が課題。安定した運航実績と政府や外交機関との強固な連携を背景に、同社は今後の成長に自信を見せる。  

出典 : Hungary Airlines: new aircraft, new routes and stable outlook – promising year ahead for the Hungarian airline - DailyNewsHungary