ポーランド中央統計局(GUS)は9月22日、2025年第2四半期(4~6月)の国内総生産(GDP)が前年同期比で3.4%増加したと発表した。これは、第1四半期の3.2%に続く成長率であり、8月中旬に公表された速報値と一致する。 

同期間中は堅調な個人消費4.4%増に支えられた一方で、投資は1%減少した。国内需要は4%増加したものの、市場の予想(投資+4.5%、消費+3.6%、国内需要+4.7%)は下回った。また、前期比では0.8%の成長を記録し、第1四半期の0.7%からわずかに加速している。 

2024年通年の実質GDP成長率は2.9%、2023年はわずか0.1%だった。ポーランド国立銀行は7月時点で2025年の実質GDP成長率を3.6%と予測しているが、政府の予算案では3.9%成長を見込んでいる。2026年にはさらに3.5%の成長が期待されており、堅調な経済回復が続く見通しだ。 

出典 : Polish economy grew 3.4% in Q2 2025: stats office - English Section