ポーランドと日本は、大阪・関西万博(EXPO 2025)のナショナルデーで、戦略的パートナーシップ締結10周年を祝う記念行事を開催した。両国は1万2,500キロ以上離れていながらも、相互の尊敬と強い経済関係で結ばれていて、現在約300社におよぶ日系企業がポーランドで活動を行っている。ポーランド下院副議長モニカ・ヴィエリホフスカ氏は「ポーランドのASTOR(アストー)が開発した教育用ロボット 『アストリノ』が日本の学校に導入される予定です。伝統と革新を重んじる精神で、両国は通じ合っています」と語った。
日本の武藤義哉経済産業大臣は、映画監督アンジェイ・ワイダ氏による日本美術技術博物館の設立を紹介し、文化交流の深さを強調した。ポーランド館は作曲家ショパンを象徴にした特別アニメーションを公開し、「過去を敬い、未来を紡ぐ」というテーマで両国の絆を表現。国家資産省次官コンラド・ゴウォタ氏は、新技術分野での経済協力拡大に期待を示した。
出典 : Poland and Japan mark 10 years of strategic partnership at Osaka Expo - English Section