ポーランドの製造業購買担当者指数(PMI)が3年ぶりの高水準に達し、製造業の持続的な回復が進んでいることが明らかになった。S&Pグローバル(ニューヨークに本拠を置く金融サービス企業)の2025年4月1日発表によると、3月のPMIは50.7と、2月の50.6からわずかに上昇し、2カ月連続で好不況の分かれ目である50.0を上回った。 

S&Pグローバルは、ポーランド製造業における新規受注が2カ月連続で増加し、2022年2月以来最も速いペースで伸びたと指摘。また、企業の12カ月先の見通しも4カ月連続で改善し、楽観的な見方が2021年6月以来の水準に達していると報告した。 

成長の要因としては、需要回復、新製品投入、建設業の活性化、新規顧客の獲得、国家復興計画(KPO)、輸出拡大などが挙げられている。 

出典:https://www.polskieradio.pl/395/7786/Artykul/3504033,polish-pmi-hits-threeyear-high-as-manufacturing-recovers