ルーマニアは、非EU諸国の投資家に一定額の投資を条件として居住許可を与える「投資による居住プログラム(Golden Visa)」の導入を検討しているとProfit.roが報じた。草案によると、最低40万ユーロを投資した第三国の市民に対し、5年間有効で更新可能な居住許可が付与される。対象投資には、5年以上満期の国債、不動産、ASF認可ファンド、または上場企業の株式などが含まれる。
申請者は資金の合法性を証明し、制裁リストに含まれず、安全保障上の問題がないことを確認される必要がある。情報機関やマネーロンダリング防止当局による審査も実施される。投資を維持すれば家族の同伴や居住許可の更新が可能で、5年後には永住権や市民権の申請資格を得られる。なお、最低滞在期間の要件は設けられていない。
出典 : Romania reportedly prepares Golden Visa for foreign investors | Romania Insider