2020年4月、ハンガリー科学アカデミーのエネルギー科学研究センターによる粒子加速器調達入札の結果が発表され,日本のタイム社が入札を獲得しました。広島に拠点を置くタイム社は、粒子加速器の製造と備え付けで豊富な実績と経験を持っています。

タイム社が納入する機器は、マルトンヴァーサール市に昨年建設された自動車業界向け研究のための材料試験を行う中性子研究所の重要な設備となります。材料試験は2021年から開始される予定です。この開発プロジェクトは、ハンガリーで名誉のあるセーチェーニ賞を受賞した素粒子物理学者メゼイ フェレンツ氏の監督の下で実施されます。投資プロジェクト総額は420万ユーロ。従来の核分裂炉を使用せず、スペースをほとんど必要としないコンパクトな技術を使用する世界初の物質構造中性子実験室がハンガリーで稼働するようになります。非破壊材料試験技術は、世界中の自動車用途を含む産業用途の新しい方法を紹介することができます。

弊社は公共調達プロセスでタイム社を代理となり,サポートをしていました。タイム社が入札を獲得したのは弊社にとって大きな喜びです。

 

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