ハンガリー通信社の報道によると、シーヤールトー外相は、パクシュIIプロジェクトを加速させるための今後数週間の重要な課題について話し合うため、ロスアトム(ロシアの国営原子力企業)のアレクセイ・リハチョフ取締役に電話した。
ロスアトムは、ハンガリー唯一の商業用原子力発電所であるパクシュに、さらに2つのブロックを建設する総合建設業者である。同発電所の現有の4つのブロックは、ハンガリーの総発電量の約半分を占めている。すでにプロジェクト全体の3分の1にあたる24,000本の杭が打たれていると付け加えた。同氏は、ハンガリー中部にあるパクシュの現場では現在1,000人以上が働いており、その数は今後大幅に増える見込みだと述べた。