ルーマニアの映画監督クリスティアン・ムンジウが、新作映画『Fjord』で2026年カンヌ国際映画祭の最高賞パルム・ドールを受賞した。ムンジウ監督が同賞を獲得するのは、2007年に『4 Months, 3 Weeks and 2 Days』で受賞して以来2度目となる。『Fjord』は、セバスチャン・スタンとレナーテ・ラインスヴェが演じるルーマニア系ノルウェー人夫婦が、ノルウェーの児童保護当局との深刻な対立に巻き込まれる姿を描いた作品だ。 

同作はパルム・ドールに加え、フランソワ・シャレ賞、市民賞(Prix de la Citoyenneté)、エキュメニカル審査員賞、国際映画批評家連盟賞(FIPRESCI賞)も受賞した。授賞式でムンジウ監督は、本作を「あらゆる形の過激主義に対する意思表明」と表現し、「寛容、包摂、共感」の重要性を訴えた。なお、ムンジウ監督の作品がカンヌ公式選考に選ばれるのは今回で5度目となる。 

出典 : Romanian director Cristian Mungiu wins second Palme d’Or for Fjord | Romania Insider