PwCの「Global CEO Survey 2026」によると、ルーマニアは欧州の投資先ランキングで前年の13位から9位へ、世界ランキングでも33位から28位へ上昇し、ポーランドと並んで中東欧地域で最も魅力的な市場の一つとして評価された。世界の企業経営者の51%が今後1年間で海外展開を計画しており、ルーマニアへの関心も高まっている。2014年から2024年にかけて同国への外国直接投資(FDI)残高は620億ユーロから1,250億ユーロへと倍増し、2025年後半には資本流入が大きく回復した。 

投資家の多くはポーランド、ドイツ、オーストリア、イタリアなど欧州諸国の企業で、製造業、建設、小売、金融、物流分野への投資が活発だ。一方で、官僚主義や規制負担、政策の不透明性、税負担、インフラ不足が課題として指摘されている。 PwCは、ルーマニアがOECD加盟やEU復興計画(PNRR)の実施、天然ガス開発計画「Neptun Deep」などを通じて成長の可能性を持つと評価する一方、投資拡大には予測可能性と透明性の高い政策運営が不可欠だとしている。 

出典 : PwC: Romania ranked among most attractive markets in the region for international investors | Romania Insider